天岩戸伝説のその後2世界の岩戸
琴座・ベガの軌跡が地平線上から姿を消す 格調高い天文学の物語が
何故に「仏教界の天国と地獄の世界」に いとも簡単に取り込まれてしまったのでしょう。
つまり 古事記の死者が住む黄泉の国・地下世界を地獄に擬らへ、神の住む天上界を天国に擬らえています。
この考え方は、仏教だけではなく、キリスト教にも存在します。
古くはギリシャ神話にも、地下世界の神・冥府の神 ハーデスがいます。
海の神・ポセイドンとは別なのです。
更に古くはエジプト神話・ルクソール・アブ・シンベル神殿にも地下世界の神・冥界の神 プタハが鎮座しています。
この神殿は 紀元前1,250年頃建てられています。
つまり 天岩戸伝説や古事記の黄泉の国の物語は、遠くバビロニア帝国の
天文学の遺産物語の変形であったため簡単に組み込まれてしまったのです。しかし 元を正せば琴座・ベガの軌跡が原点だったのです。
従って 「天国と地獄」のお話しは バビロニアの末裔達の作り話であったことになります。
となります。
どこかで聞いた言葉となります。
お判りになりましたでしょうか。