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Channel: 五千年前の大洪水と先史文明研究ゼミ
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古代の港

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古代の三雲南小路港
P110
出土品から推察すると弥生中期に、かなりの権力を持った人物が、頻繁に海外と交易をしていたと思われます。 玄界灘を渡ってきた船は加布理湾を東に進み、灯台の役割を持っていた志登神社付近で南下、波多江の入江で碇(いかり)をおろし、およそ3kmの川を遡上したと考えられます。
昔の港は 必ずといってよいほど海水が入り込まない 川の港であったようです。これは船底に付着するカキやフジツボが、淡水の中を行くうちに死滅するからです。また海水と淡水が入り交じる所(汽水)には、船を食い荒らすフナムシがいたり、緑藻が付きやすいので 古代人は これを自然に退治する方法を知っていたのではないかと想像されます。
筆者も年2回は ヨットの船底掃除をしますが、フジツボ類や吃水線に付く緑藻を取るのに苦労していたので、古代人の知恵にはすっかり感心させられています。
と書かれていました。
これは 弥生人が海洋民族であることを証明していると思われます。
今日はここまで、 また夢の世界でお会いしましょう。 



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