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Channel: 五千年前の大洪水と先史文明研究ゼミ
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祭祀

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祭祀
「神々のメッセージ・古代祭祀線への挑戦」
 著者堀田総八郎氏 中央アート出版社
P39
古代人は祭祀場で どんな祭祀をしたのでしょうか。
出土する土器や動物の骨、遺物構の形などで犠牲(いけにえ)や供物を捧げたであろうことは解りますが、「誰がどのように 何のために祈ったのか」となると文字や絵が検出されない限り憶測の範囲をでません。
例えば「古事記」神代記の中で、天岩戸の前で繰り広げられた天宇受売命(あめのうずめのみこと)の神懸かりの舞いなどから推測するほかはありません。
現在でもロシアに住む北方民族のうちトナカイを追って暮らしを立てる一族では、族長が熊や狼などの霊を祀る儀式をする時に神懸かりになる様子がテレビ番組でも紹介されていました。
また南方の暑い国々でも、村の族長やシャーマンに当たる長老が幻覚症状を起こす植物などの力を借りて憑依状態となって精霊に祈る様子が報告されています。
中国の三国時代の歴史書「魏志倭人伝」の一節に、邪馬台国の女王・卑弥呼が「鬼道」をよくするシャーマンだったことが記されていますが、ここでもその祭祀の方法はよく解っておりません。
と書かれておりました。
ここでいう シャーマンが キノコ、植物や酒などの力を借りて幻覚症状を引き起こし、憑依状態となって精霊に祈る様子をシャーマニズムやアーミニズムと呼んでいますが、魏志倭人伝に出てくる「鬼道」とは違うような気がします。
更に 天岩戸の前で天宇受売命が空桶の上で 踊る踊りは、本来は 天孫降臨の天照大神の踊り(悠久の羽衣の踊り)を隠しているはずであり、「ベガダンス=持統天皇」の暗示であろうと思われます。
そこで天宇受売命は誰かというと「デネブ=額田王」であり、「アルタイル=天武天皇」と思われます。
これが 「夏の大三角形であり、日本の建国神話のストーリーとして作成されている」と日本書紀は言っていると思います。
どこかで 聞いたような気がしませんか。
今日はここまで また夢の世界でお会いしましょう。



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