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Channel: 五千年前の大洪水と先史文明研究ゼミ
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サルマタイ  ソコロヴァ・モギーラ

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サルマタイ
ソコロヴァ・モギーラ  Wikipediaより
•    ブグ川下流右岸コヴァリョフカ市郊外のソコロヴァ・モギーラは青銅器時代に造営された墳丘高6.4m、直径70mの古墳であり、さまざまな時代の墓が26基作られていたが、墳丘中央部に造られた3号墓が中期サルマタイ時代のものであった。墓壙は深さ1.6m~1.3m、プラン方形で、上から木材で覆われていた。被葬者は45~50歳の女性で、仰臥伸展葬で西南西を枕にしていた。女性はさまざまな形の金製アップリケが縫い付けられた豪華な衣服を着ていた。そして螺旋型のペンダントや、金製耳飾り、3種類の頸飾り、金製腕輪、金製フィブラ、金製ビーズなどの装飾を身に着けていた。被葬者の頭部左側には銀製オイコノエとカンタロス、右側には柄が銀製の青銅鏡、柄が銀製で金製の枠がある木製団扇、青銅製バケツ型容器など、足元右側には大理石製容器、アラバスター製容器、石製容器、銀製匙、骨製櫛など、足元には木製の壇があり、その上にガラス製皿、ファイアンス製皿、骨製団扇が置かれていた。さらに、被葬者の右側には護符とみなされる遺物がまとめられていた。とくに注目されるのは鏡である。鏡面の直径は13.3㎝、鏡背は縁が盛り上がったサルマタイに特徴的な形式であるが、柄に丸彫りされた胡座して両手で角杯を持つ有髭の人物は東方的な特徴を示す。墓は金製フィブラなどにより、1世紀前半から中葉に編年された。そしておびただしい各種の容器、護符、団扇、鏡などの儀礼的な資料によって、被葬者がサルマタイの高貴な巫女であったと推定されている。

と書かれておりました。

大理石やアラバスターなどの石製品を副葬品にしている。

これは玉に通じるものがあるのだろうか。「宝」
 


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