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Channel: 五千年前の大洪水と先史文明研究ゼミ
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母胎回帰説の儀式

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母胎回帰説の儀式
 無事、仏事の儀式が終了しました。
次に、納骨の儀式に移る前に、ここで「母胎回帰説」のお話をしたいと思います。
 近隣にある鎌倉・鶴岡八幡宮や寒川神社など、門をくぐりますと
そこには池があり、赤い橋が架かっております。
日光東照宮などにもありますよね。
 この橋はあの世とこの世を結ぶ橋であります。
つまりこの橋を渡ってあの世に行き、納骨を済ませる儀式となるわけです。
 そのわけを説明したいと思います。

この絵は前方後円墳であります。
前方が母親の体をあらわし、後円が頭に相当します。
「人は生まれて、産湯につかり」「人は死んで、三途の川を渡る」
つまり、人は母親の胎内から生まれて、この世に出てゆき、
人は死んで再び母親の胎内に戻ることを意味します。

 昔、三途の川は船で渡りましたが、その後、橋をかけて渡るようになったそうです。
 先方に見える赤い橋が、この橋にたとえています。
もう一度繰り返します。
「人は生まれて、産湯につかり」「人は死んで、三途の川を渡る」
これを、母胎回帰説と考えます。
また、先方に見える赤い橋がここであり、本堂の後ろの山が前方後円墳であり、上にある△山は、遠く仏果山のとんがり山に例えています。
そして、これから橋を渡るために、三途の川の渡り賃・六文銭を
喪主に渡します。
音楽(ふるさと)を始めます。
それでは始めてください。 
 (ウサギ追いし、かの山)待っている、(小鮒つりし)歩き始める。(皿を割る)
実はこの儀式、前方後円墳で行う大王墓の儀式です。
この儀式 いかがだったでしょうか。
追記
この儀式は神事に近い儀式です。それゆえ、この赤い橋は式終了後燃やしてしまいました。
割れたカワラケは更に壊し、墓石の周りに散布しました。六文銭はお骨と共に骨壺の中に入れました。


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