ラスコー洞窟(4)アルタミラの洞窟群
アルタミラの洞窟は、スペイン北部カンタブリア州の州都サンタンデルから西へ30kmほどのサンティリヤーナ・デル・マル近郊にある洞窟。洞窟の長さは約270mほどである。
アルタミラ洞窟壁画は、先史ヨーロッパ時代の区分で主にマドレーヌ期
(18,000~10,000年前)と呼ばれる旧石器時代末期に描かれた野牛、イノシシ、馬、トナカイなどの動物を中心とする壁画である。
壁画は、ソリュトレ期に属する約18,500年頃のものと、マドレーヌ期前期頃の約16,500
~14,000年前頃のものが含まれる。
~14,000年前頃のものが含まれる。
約13,000年前に落石によって洞窟の入り口が閉ざされたと考えられ、これにより、幸運にも壁画は外気から遮断され、理想的な環境下で保存されることになった。牛やイノシシの動物が中心である。
ラスコー洞窟やアルタミラの洞窟はフランスとスペインの間のピレーネ山脈一帯に広がる旧石器時代末期の洞窟群である。
前段をこのくらいにして、次回より本題に入りたいと思います。