シカチアリャン村の夜空
この村の生活様式は、トイレを外で行います。
部屋の中はペーチカ(部屋の真ん中で薪ストーブを焚く)で暖かく、どうしてものどが渇く、そうなるとお酒を飲まない私でも3から4時間毎に小用に立つ、その度に時計の時間を確認しながら夜空の星座を確認してみた。 この村の夜空は素晴らしく良く見えた。
2月4日 20時、オリオン座が南の空高く輝いていた。
2月4日 24時 オリオン座が西の空に沈んでゆく
北斗七星が柄杓を縦に輝かせアムール川に垂直に立つ。
2月5日 4時 オリオン座は西の空に完全に沈み、双子座が見える。
2月6日 5時半天の川が微かに西の空に見えた。
方角は西から北であった。
(2月5日の朝方は気が付かなかった)
実はたったこれだけなのです。
しかし、帰国して星座ナビゲーターで調べてみたら、天の川の中心にデネブがあり、川の両サイドにアルタイルとベガが存在し、夏の大三角を描いていました。
なんと探していた「天の川伝説」の星の配置でありました。
ハバロフスク、東経135.04度 北緯48.29度
観測時間5時30分