天岩戸伝説の余談２天帝の娘

　この物語を額田の大君は知らなかったのでしょうか。

しかし　知ったとしても　うかつに手出しはできなかったでしょう。

更に　アメノウズメが空桶の上で踊りを踊ったことに注目してみましょう。

　先ずは空桶の上で踊るということは、ベガとデネブは他の星に較べて移動範囲が小さい事を意味しています。

　その訳は、「北半球でベガとデネブは北極星となる星であり、移動範囲が小さい」のです。「アメノウズメが空桶の上で踊る」ということは、実はベガやデネブが羽衣をまとい、移動の少ない悠久の舞を連想させているのです。ここでの羽衣は天に存在することを意味します。

　そこで、この二つの星が北極星である天帝の娘と紹介されているのです。

当然　卑猥な踊りが目的ではありません。

「空桶の上の踊り」いうのが注意点なのです。

　つまり　朝鮮半島を中心とした東アジアで　古来から伝わる羽衣踊りの

悠久の舞は夏の大三角形の踊りと考えられます。

　もう一つ、彼女らの踊りにタップダンスが付き物ですが、これは星の輝きを表現しているものと思われます。
　これほど素晴らしい物語が世界中に存在するでしょうか。
如何に日本の文化水準が高いかが示されています。

　お判りになりました方は足を上げてください。
追記
本日、日本の明治初期の建造物が世界遺産に登録されました。
おめでとうございます。