Quantcast
Channel: 五千年前の大洪水と先史文明研究ゼミ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1343

展示用・天孫降臨説

$
0
0

天孫降臨説
 天孫降臨とは日本書紀や古事記に使用されることばです。
その内容は『「天照大御神の孫・ニニギノミコトが地上に降りてきて日本国を建国しました。」』と言っています。しかし「その具体的な説明は残っておらず、不明とされております。」
私はこれを科学的に説明したいと思います。

そこで、“神が天上から降りてきた”という事をエジプトのスフィンクスと時計で説明したいと思います。
急に日本神話の中にエジプトのスフィンクスが出てきましたが、「神」は世界共通であり、スフィンクスは古代の天文台と思えるからです。いずれこの理由は、はっきりします。

観測時間の決定と実測
観測時間を朝の4時30分とします。
はじめは、鶏の鳴く時間でしたが、その裏付けとして、下記理由によると思われます。それでは、時計の9時の姿を見て下さい。

 
『この9時と3時を結んだ線を地平線になぞらえます。 
時計の短針は、7時、8時、9時と右回りで回ります。
これは太陽や月が昇ってくる右回りの現象と考えてください。
次にスフィンクスの視線を見て下さい。
ここで、考え方を変えていただきます。スフィンクスの視線を時計の短針と考えれば針自体は動きません。しかし10時、11時、12時となるためには、文字盤である外側が、左回りで降りてくることになります。』 おわかりになりますか。
時計と現実の違い
ここで注意して欲しいのは、太陽は右回りで、星座は左回りです。
次に、『朝の東の地平線上の現象が、時計だと、なぜ9時に発生するのかという疑問が生じます』ましてや、時計の中でも、上が北なので、9時は時計の左手であり、西の空になるからです。
その訳は一日24時間の時計の9時とは、『一日24時間を一日12時間の時計に直しますと、9時は半分の4時30分となります』もう一つの天孫降臨説は、「朝の4時30分が星の観測時間である」といっています。これが『古代天動説の入り口』となるようです。
また、時計の短針が、一日二回、回転することは「本論 赤道の回転」を参照して下さい。
絵絵
 

実測
『「エジプトのスフィンクスは、3月21日(春分)朝、東の地平線上を見つめている姿であり、夜空の時計ではないか」』とも言われております。
 この言葉を頼りに実測してみました。
軌跡グラフ
実際に『ステラナビゲーターというソフト』を使用して、観測したデーターをグラフにしてみました。
(注ステラナビゲーター:星座シミレーションです)
この機械は、地球上のどの地点からでも観測でき、過去10万年から未来10万年の星を観測できる機械です。
観測星座は水瓶座です。(1プロット2千年で、星は西に昇り、東に沈みます。真ん中の黒い線は真南(方位0度です)を表しています。グラフ
  
如何でしょうか。
これが先ほどの星(グラフ)が、東に沈む様子です。
これでお分かりのように、天孫降臨説の神とは、歳差歴による横道12星座の文字盤だったのです。
これをまとめますと次のようになります。
  絵 絵   
上の二つは、地球の歳差運動による、一周2万6千年のカレンダーです。二つのカレンダーの詳細は紙面の都合上後述とします。

注:長鳴き鳥
『具体的に4時30分を正確に知ることは難しいのです。』
時計があれば簡単なのですが、そこで、登場するのが『「コケコッコー」と鳴く鶏の声です。』
鶏のご先祖は東南アジアに棲むチャボなどの赤色野鶏という種類です。オス鳥が繁殖期に自分の縄張りを主張するために鳴くのを利用したようです。
正確には不明ですが、年間を通して同じ時間に鳴くようです。

余談

次回の天孫降臨説には、夜空の八衢と猿田彦も掲載します。

ご期待ください。

今日はここまで、また夢の世界でお会いしましょう。
 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1343

Trending Articles