カイパーベルト6
すばる望遠鏡で見つけた太陽系外縁天体。すばる望遠鏡の広視野 CCD カメラによる撮像。天体が見やすいように CCD 画像の一部を切り出してある。観測は 2001 年 2 月 24 日(ハワイ時間 )。撮像時刻は上 : 23:45:07、中央 : 00:07:18、下 : 00:29:28。露出時間はいずれも 7 分。画像の左の移動天体は火星と木星軌道の間の小惑星帯にある小惑星で移動が速い。露出時間中に移動するので長く延びた像に写っている。太陽系外縁天体は遠くにあるので、移動速度は遅く、 7 分の露出時間中にはほとんど動かず恒星と同じような点像に見える。しかし撮像時刻が約 20 分異なる前後の画像を見比べると、移動しているのがわかる。
余談
我々が学生時代に教わったのは、「冥王星以降(太陽から遠おのく)に、カイパーベルトがあり、
ここに氷の塊がたくさんあり、これらの衝突により、彗星が発生し太陽に近ずく物がある」と教わった気がします。
今回は、冥王星の大きさではなく、冥王星自体がカイパーベルトの一部であると解釈されます。
しかし、ここで疑問に思われるのは、氷の塊のはずなのに、「比重が2」なのです。
確かに、先史文明で、冥王星は8ケの太陽惑星には入れていません。
「比重の2」がおかしいのか、まだほかに理由があるのでしょうか。
この疑問を残して、カイパーベルトを終わります。
我々が学生時代に教わったのは、「冥王星以降(太陽から遠おのく)に、カイパーベルトがあり、
ここに氷の塊がたくさんあり、これらの衝突により、彗星が発生し太陽に近ずく物がある」と教わった気がします。
今回は、冥王星の大きさではなく、冥王星自体がカイパーベルトの一部であると解釈されます。
しかし、ここで疑問に思われるのは、氷の塊のはずなのに、「比重が2」なのです。
確かに、先史文明で、冥王星は8ケの太陽惑星には入れていません。
「比重の2」がおかしいのか、まだほかに理由があるのでしょうか。
この疑問を残して、カイパーベルトを終わります。