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Channel: 五千年前の大洪水と先史文明研究ゼミ
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占星術と科学

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占星術と科学
占星術は、プトレマイオス朝以来の地球中心説(天動説)の宇宙観を引きずっており、地動説に基づく現代科学とはまったく別の考え方に基づく技術と考えられる。
近現代において、占星術は科学ではない。
天文学との関連
占星術は天文学の母胎でもあった。ケプラーの法則で有名なヨハネス・ケプラーは天文学者・数学者であると同時に占星術師でもあった。ドイツ観念論を代表する哲学者ヘーゲルが大学教師の職に就くための就職論文がDissertatio philosophica de Orbitis Planetarum. (『惑星の軌道に関する哲学的論考』通称『惑星軌道論』)であり、その中で惑星の運動を本質的に解明したのは物理学的に解析したニュートンよりもむしろケプラーであると評した。 そしてケプラーが「このおろかな娘、占星術は、一般からは評判のよくない職業に従事して、その利益によって賢いが貧しい母、天文学を養っている」と書いたように、権力者が占星術には金を出すが、天文学には支援しないという状況があったことも、この両者がある時期まで一体的に発展してきた一つの社会的要因と考えられる。
占星術と自然科学
近世以降において占星術は自然科学の体系から完全に離れてしまっている。人間の性格や運勢、国家の運命などを、天体の動きと結びつけることも、科学的には行われていない。現代の多くの占星術専門家も、現代自然科学の枠組で占星術を理解することはきわめて困難であると考えている。
* ソルボンヌ大学の心理学者ミッシェル・ゴークランは火星と職業の相関関係を調査した。(科学とは何の関連もない。)
* ドイツのナチス副総統ルドルフ・ヘスの顧問占星術師カール・エルンスト・クラフトは占星術を統計学的に調査した(統計学的な調査は科学的な一手法なだけで、それと科学かどうかは別問題である。)
* ソルボンヌ大学のディーン・ルディアはユング占星術、すなわち「占星術の心理学的アプローチ」に対し、「心理学の占星術的アプローチ」を行い、後の西洋占星術における「サビアン占星術」に貢献した。
占星術と心理学
近代において占星術に積極的に取り組んだ研究者は、むしろカール・ユングに代表される心理学者などである。ユングは因果律ではないシンクロニシティ、あるいは「意味のある偶然の一致」という考え方を示そうとして、占星術を援用した。この事情もあり、イギリスを中心とする現代の占星術師や占星術研究家と称する人々の中には、心理学を援用しようと試みている人も少なくない。
1970年代に欧米で、心理療法の分野の研究をしながら占星術を学ぶ人が増えたことにより心理占星学が発達したといわれている。人間の心を扱う研究は古代の占星術が扱うテーマの1つであったともいわれている。先駆者としてディーン・ルディア、リズ・グリーンなどがあげられている。
未来予測の信頼性
西欧中世のスコラ哲学者トマス・アクイナスが「星は誘えど、強制せず」と喝破したように、占星術の体系は決定論ではなく、しかも人それぞれの経験や主観によって解釈にぶれがある。このため現代科学が求める再現性を保証するのはきわめて困難である。
学者による検証
パリで一人の科学者が無料占星術の広告を新聞に掲載。応募要綱には出生地と出生時間を条件に付記、この応募に150通の手紙が寄せられた。"条件"とはフランスの連続殺人犯と同一のものであるが、それは差出人には伏せて占星術の結果をアンケート用紙を同封して報告。応募者の94%が「占いは当たっている」と返答した。
占星術は天文学の母胎でもあった。
と書かれておりました。
上記を要約しますと
占星術は、プトレマイオス朝以来の地球中心説(天動説)の宇宙観を引きずっており、地動説に基づく現代科学とはまったく別の考え方に基づく技術と考えられる。
人間の心を扱う研究は古代の占星術が扱うテーマの1つであったとも言われている。
権力者が占星術には金を出すが、天文学には支援しないという状況があったことも、この両者がある時期まで一体的に発展してきた一つの社会的要因と考えられる。
占星術の基本は統計学的な調査によるものとされ、科学的な一手法なだけで、それと科学かどうかは別問題である。
別の見方をすれば「意味のある偶然の一致」とも言える。
そのため、現代自然科学の枠組で占星術を理解することはきわめて困難であると考えている。
占星術の体系は決定論ではなく、しかも人それぞれの経験や主観によって解釈にぶれがある。このため現代科学が求める再現性を保証するのはきわめて困難である。
という事になる。
チノちゃんの意見
占星術はどうやらエジプトのプトレマイオス朝からとなる。その後16世紀まで天文学と同一に扱われていたようである。占星術は人間の心を扱う研究のようである。
それは生まれた年や時間を利用してNLCとOLCの格差を利用した一種のサプライズである。
NLCとOLCは逆さに作成されているためである。


このような基本原理はチノちゃんとしては余り興味はない。
あくまでも、古代天文学(プトレマイオス朝以前)は暦が基本であり、現代宇宙観とは別物です。
古代天文学は、自然科学の天文暦の一分野と考えます。
つまり 歳差暦を使用した長い年月を測定する道具であり、
時には地球年齢を測定したり、地球における大きな大惨事(隕石落下や彗星の衝突など)の予測や地球の生命誕生や地下資源の存在理由をも教えてくれています。


古代天文暦は、現代においても色々な面で我々を見守ってくれているのです。
今日はここまで、また夢の世界でお会いしましょう。

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