遺伝子戦略
チノちゃんの天文観測時間に赤色野鶏の胎内時計を利用している事を述べました。
これについて S先生に尋ねてみました。
「それは胎内時計というよりか、遺伝子にある」という。
胎内時計であれば、太陽光の感じ方であるという。
成人、成虫、成鳥などは 急激な環境変化には対応できないという。
S先生は 永いこと水棲昆虫の研究に尽力されてきた人である。
その経験から、13年前 川の上流にダムができ、、川の水に活性化酸素が欠乏し(俗に言う死に水) 昆虫自体も棲みにくくなり、昆虫の餌になる水藻も無くなってしまった。
この時 先生は 「水棲昆虫は進化したか他所に回避した」と考えたそうです。
その後の研究で、「昆虫たちは 棲家を回避したのではなく、種族維持を図るため、幼虫までもが早めに成虫になり(3ないし、4齢で成虫になるところを、1齢で済ましてしまう)、後尾を行い、
卵にして下流に流し、種族維持を図っていた」という。
言われてみれば、俄百姓のチノちゃんも、雨季になれば 雑草の繁茂を嫌い、草刈を行いますが、良く見ると 刈られたあとでもイネ科系の植物は 小さいながらも種子をつけ種族維持を図っています。これに関しては千葉県の大賀蓮(千年蓮)に見られるように種子であれば2000年を飛び越えることもできるという実例であります。
つまり これらは種族維持戦略の遺伝子に組み込まれているものである」と教わってきました。
種族維持とは素晴らしいですね。
ところで この問題は 元に戻すとラスコー洞窟のクロマニヨン人に絡めていました。
遺伝子工学では クロマニヨン人とホモサピエンス・サピエンス、ネアンデルタール人との結着はついていません。
歳差暦は誰が発明したのでしょうか。 やはり宇宙人でしょうか?
今日はここまで また夢の世界でお会いしましょう。
↧
遺伝子戦略
↧