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Channel: 五千年前の大洪水と先史文明研究ゼミ
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日本書紀について(20)大王四神器

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日本書紀について(20)大王四神器
次は「大王四神器」について 見てみましょう。
一般的には なんだか空想小説みたいです。意味が解らない人も多いと思われます。しかし この中には非常に面白い事が隠されているのです。この物語は 伝説なのか、創作ものなのかは別として、高句麗の物語として 捉えてお話します。
内容的には 皆さんご存知のように、夏の大三角が出現したときに産まれた子供が 四つの守り神(玄武、青龍、朱雀、白虎)を携えて大王となるお話です。
「夏の大三角が現れる」はベガの軌跡のお話です。
しかし ここに四神器の方位神が登場しますが、この思想は東アジア特有のもので、エジプト文明のNLCよりも遥かに古いインダス文明のOLCによるものであり、地中海沿岸や中近東方面には保存されていないと思われます。


だからといって、NLCみたいに その詳細は伝わっておらず、ただの方位神だけなのです。
バビロニアの末裔たちは、古代インダス文明をも理解できたでしょうが、非常に驚いたことでしょう。
つまり この物語は ベガの軌跡とOLCの合体の物語なのです。
更に 日本に来て 前方後円墳やストーンサークルをみて その驚きはいかばかりであったかと思われます。 ただ その時の日本の天文学に対する理解度には、大きなギャップがあり嘆いたと思われます。そのために 藤原京のお祝いにかこつけて、この天岩戸伝説をプレゼントしたものと思われます。
彼らのプレゼントは 「この国ならば・・・」と思ったからだと思います。
しかし この後 仏教を国教と定めたため 縁起物が大流行し 科学水準の高い天文学が訳の分からない縁起物に押され、断ち切れて しまったものと推察しています。
今からでも遅くはありません。「天岩戸」伝説は日本建国の神話であり「夏の大三角の出現」に擬えて作成されたものとして 公言しても良いと思われます。素晴らしいと思います。
今日はここまで また夢の世界でお会いしましょう。



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