朴 赫居世居西干 2 Wikipediaより
• 名の由来
• 姓氏の由来
• 君号の由来
• 現代の朴姓と通名
名の由来
赫は朴と同音(パルク)で新羅語の光明の意、居世は吉支(キシ=王)と同音として、光明王(もしくは聖王)の意味とする説、「赫」は辰韓の語で瓠の意味とする説、「赫居」と日本語のヒコ(日子)やホコ(矛)との関係をみる説等がある。『三国遺事』の指定する訓によれば「世」の字は「内」と読み「赫居世」は世の中を照らす意味という。
姓氏の由来
『三国遺事』によれば、生まれ出た卵が瓠(ひさご)の様な大きさだったため、辰韓の語で瓠を意味する「バク」を姓としたという。そのため、同時期に新羅の宰相を務め、瓠を腰にぶら下げて海を渡ってきたことから瓠公(ホゴン)と称された倭人と同定する、またはその同族とする説がある。また赫居世の名の頭音「赫居」または「赫」が同音であるためそのまま「朴」になったとも考えられている。
君号の由来
「居西干」は辰韓語で王もしくは貴人を意味する称号と記されているが、高句麗の官位名の古鄒加を新羅語に写したものとも考えられている。
現代の朴姓と通名
現代で朴姓を持つ一族のうち最大の規模をもつ慶州朴氏は赫居世の子孫を名乗っている。朴一族は創氏改名の時代に日本名を名乗ることになった当時、赫居世が新羅国を建国した事と蘿井という井戸に近い場所で生まれたという故事から新井姓を通名として使用する事を好んだ。他に朴の字を分解した「木下」姓を名乗ることも多い。そのため苗字が新井または木下という人は韓国・朝鮮籍の人間であるという話が広まったが、新井や木下という苗字自体は日本に古くから存在しているため新井姓や木下姓がイコール通名というわけではない。ただ通名である場合本姓は朴であることが多い。
とかかれておりました。
今日はここまで、また夢の世界でお会いしましょう。